コースの運営

このページはコースの講師向けです。

ここでは、Google 社内でこのコースをどのように運営してきたかについて、 背景情報を少し紹介します。

通常、講義は午前 9:00 から午後 4:00 まで実施し、その間に 1 時間の昼休みを 挟みます。これにより、午前の講義に 3 時間、午後の講義に 3 時間を充てることが できます。どちらのセッションにも複数回の休憩と、受講者が演習に取り組む時間が 含まれます。

コースを実施する前に、次のことを行っておくとよいでしょう。

  1. コース教材に慣れておいてください。重要なポイントを強調できるよう、 スピーカーノートを用意しています(ぜひスピーカーノートの追加にも ご協力ください!)。発表時には、スピーカーノートをポップアップで 開いておくようにしてください(“Speaker Notes” の横にある小さな矢印の リンクをクリックします)。そうすれば、クラスに見せる画面をすっきり 保てます。

  2. 日程を決めてください。このコースは 4 日間かかるため、2 週間に分けて 日程を組むことをお勧めします。受講者からは、コースの間に間隔があると、 こちらが提供する情報を整理しやすくなって役立つ、という声が寄せられて います。

  3. 対面参加者を収容できる十分な広さの部屋を確保してください。受講者数は 15〜25 人を推奨します。これは、参加者が気軽に質問できる十分に小さな 規模であり、同時に 1 人の講師でも質問に答える時間を確保できる規模でも あります。部屋には、自分用と受講者用の があることを確認して ください: 全員が座ってノート PC で作業できる必要があります。特に、 講師としてかなりの量のライブコーディングを行うため、演台はあまり 役に立ちません。

  4. コース当日は、準備のために少し早めに部屋に入ってください。 プレゼンテーションには、ノート PC 上で動かしている mdbook serve を 直接使うことをお勧めします(インストール手順を参照して ください)。そうすることで、ページを切り替える際の遅延がなく、最適な パフォーマンスを確保できます。また、自分のノート PC を使えば、あなたや 受講者が誤字を見つけたその場で修正できます。

  5. 演習は、各自または少人数のグループで解いてもらってください。通常、 午前と午後にそれぞれ 30〜45 分を演習に充てます(解答の振り返りの時間を 含みます)。行き詰まっていないか、何か手伝えることはないか、必ず声を かけてください。複数の人が同じ問題に直面しているのを見かけたら、その ことをクラス全体に共有し、解決策を示してください。たとえば、標準 ライブラリのどこに関連情報があるかを示すとよいでしょう。

以上です。コース運営の成功を祈っています! 私たちにとってそうであった ように、あなたにとっても楽しいものになることを願っています!

今後もコースを改善し続けられるよう、終了後にぜひ フィードバックをお寄せください。うまくいった点や、さらに改善できる 点をぜひお聞かせください。受講者の皆さんからの フィードバックも大歓迎です!

講師の準備

  • すべての教材に目を通す: コースを教える前に、すべてのスライドと演習を 自分で一通り確認しておいてください。そうすることで、質問や起こりうる 難所を事前に想定しやすくなります。
  • ライブコーディングの準備をする: このコースではライブコーディングを かなり行います。授業中にスムーズに入力できるよう、例題や演習は事前に 練習しておいてください。行き詰まった場合に備えて、解答も用意しておき ましょう。
  • mdbook に慣れておく: このコースは mdbook を使って進行します。 移動方法、検索方法、機能の使い方を把握しておくと、進行がよりスムーズに なります。
  • 表示領域ヘルパー: プレゼンテーション時に利用できる表示領域を示す ビジュアルガイドの表示/非表示を切り替えるには、Ctrl + Alt + B を押します。赤い枠の外にあるコンテンツは、 最初は表示されないと考えてください。スライドを編集するときの目安として 使ってください。このリンクから有効にすることもできます。

良い学習環境を作る

  • 質問を促す: 「くだらない」質問はないことを繰り返し伝えてください。 質問しやすい雰囲気は学習にとって重要です。
  • 時間を効果的に管理する: スケジュールは意識しつつ、柔軟に対応して ください。タイムラインに厳密に従うことよりも、受講者が概念を理解する ことのほうが重要です。
  • グループ作業を促進する: 演習中は、受講者同士で協力して取り組むよう 促してください。そうすることで、互いに学び合え、行き詰まり感も減らせ ます。