Keyboard shortcuts

Press or to navigate between chapters

Press S or / to search in the book

Press ? to show this help

Press Esc to hide this help

加速度センサーによるモーションセンシング

この章では、micro:bit v2 に搭載されている加速度センサーを見ていきます。この小さなセンサーは、動き、向き、さらにはボードを振ったり傾けたりするようなジェスチャーまで検出できます。歩数計(歩くときの動きを測定する)、ジェスチャーで操作するゲーム、転倒検出などの楽しいプロジェクトに利用できます。

加速度センサーの実世界での例

気づかないうちに、すでに加速度センサーを使ったことがあるはずです。たとえば、スマートフォンには小型の MEMS 加速度センサーが入っており、向きの変化(縦向きから横向きへの切り替えなど)を検出したり、歩数を数えたり、傾きに基づく操作を可能にしたりしています。ゲームコントローラーも、傾きや動きを検知するために、しばしばジャイロスコープとあわせて加速度センサーを使用しています。ロケットやナビゲーションシステムでは、速度や方向の変化を測定するために加速度センサーが使われています。自動車では、加速度センサーを使ったセンサーが急激な減速を検出し、衝突時には数ミリ秒以内にエアバッグの展開を作動させます。

micro:bit v2 の LSM303AGR センサー

micro:bit v2 は、"LSM303AGR" というチップを使用しています。このチップには、3 軸加速度センサーと 3 軸磁力計の両方が含まれています。今のところは加速度センサーに注目します。磁力計は、後の別の章で使用します。nRF52833 チップ(micro:bit のメインプロセッサー)は、I²C(一般には I2C と書かれます)と呼ばれるシンプルなプロトコルを介して、これらのセンサーと通信します。

micro:bit の LSM303AGR

このセンサーは、X、Y、Z の 3 軸に沿った加速度を測定します。これにより、ボードが空間内でどのように動いたり回転したりしているかがわかります。

LSM303AGR チップのさらに詳しい技術情報と データシート は、公式ドキュメントのこちらで確認できます。